共存
散々「自分」を書いたから、周りも含めた「共存」について考えてみる。
人間は太古から群れて生きてきた。
食料を確保する為だったり、外敵から身を守る為だったり、人一人の力では補えないものを協力しあって生き抜いてきた。
現代では、食料はスーパーで買えるし、外敵っても法整備されてるから安心して生きていられる。
なので群れを作って生きる必要はない。
では何故今も、グループやら仲間やらと群れたがるのか?
寂しがり屋さん?
とか考えてたら、昔聞いたお話を思い出した。
ある小さな村で、一人が「世俗を離れて仙人になる」って言い出して、村の隣の山で暮らし始めたんだって。
村人は最初は「変わり者め」とか思ってたけど、本当に世俗を離れた欲のない生活をする様を見て、段々尊敬するようになったんだって。
それこそ「先生」って呼ばれるような扱いになってたある日、村が不作に陥って、土地が駄目だから村自体を移動しようってなったの。
移動は村人達だけで行って、仙人には「さようなら」ってしたんだけど、なんと!仙人も移動先の隣の山に引っ越してきたんだって!
何故、仙人も引っ越したのか?
世俗を離れて生きてきたんだから、村が移動しようが、一人でも生きられるはず。
答えは、仙人は村人達の尊敬があったからこそ、仙人として生きていられたから。
自分が認められているって自尊心があったから、仙人を続けられたの。
人は人に認められて安定する。
マズローの受売りだけど、人間はやっぱり所属と愛の欲求を持っていて、人に認められたい承認欲求がある。
私も自己満足ブログって言いながら、スター⭐とか貰っちゃったら、飛び上がって踊りだしちゃって嬉しさ弾けちゃう!
って話がブレてるブレてる。
「共存」ね。
群れなくっても、食料とか平和とかって、他人の力で賄われている事実。
だから結局、人は一人では生きられない→「共存」ってなる。
日本では、「人様に迷惑を掛けてはダメよ」って教えられる。
インドだったかな?タイだったかな?どっかの国では「人様に迷惑を掛けることもあるんだから、貴方が迷惑を掛けられたとしても許してあげるのよ」って教えるんだって。
素敵ね!やっぱ共存するなら「お互い様」の精神を持って生きたいね。
「共存」してるから、他人がやってくれてる美味しいお料理が食べられたり、素敵な音楽が聴けたり、こうやってブログも簡単に書けたりする。
一人じゃプロのクオリティは味わえないもんね。
得意・不得意で仕事してる人ばかりじゃないけど、皆のお陰様で社会が回ってて、その仕組みを考えた人がいて、どんどん進化していってるんやね。
「共存」して受領するなら、その社会の一員として「お互い様」として、供給していける人間になりたいね。
でも、時々迷惑しか掛けてこない人もいるから、それは逃げてね!
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